1996-08-16 ArtNo.7230
◆<馬>香港企業、M$20億ミリ・マリーナ事業の埋立工事受注
【ミリ】香港企業ユニバーサル・ドックヤードLtd(UDL)は、マレーシア・マイニング・コープBhd(MMC)と合弁で、マリーナ・パーク・ミリ・リゾート・シティー事業(総コストM$20億)の一部を成すミリ川河口の埋立工事(138ha)を受注した。
UDLがマレーシアにおけるこれまで最大の埋立事業を受注した理由は、同社の優れたトラック・レコードによるもので、同社は目下香港新空港(US$42億)の埋立工事を手掛けている。一方、サムリン・ストラテジク・コープSdn Bhdがサラワク州土地管理開発局と合弁で手掛けるマリーナ・パーク・ミリ・リゾート・シティー事業は、2005年までに石油の町ミリを超近代的な観光/商業都市に変身させる計画の一環で、米国のサン・アントニオやカンサス・シティーの開発コンセプトがモデルとされている。サラワク州のアブドル・タリブ首席大臣により14日、主宰された同プロジェクトの起工式の席上、サムリン・ストラテジク・コープのヤウ・チーミン重役(CEO)が語ったところによると、浚渫された600万立米の土砂が埋立に利用される他、クチンから50万立米の石材が運ばれ、浸食防止に用いられる。この日はまた4600万Mドルのミリ・シティー・ファン・プロジェクトの起工式も催された。シティー・ファン・プロジェクトの第1期工事では、ミリ市内の10haの土地に円形劇場、5つの公園等が開発される。(STAR:8/15)
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