1996-08-15 ArtNo.7212
◆<星>全ての所得層が低インフレ体験:統計局
【シンガポール】今年上半期には全ての所得層が低インフレを体験した。
統計局がボトムとトップ各20%の所得層及び両者の中間の60%の所得層について今年上半期のインフレ率を比較したところ、低所得層が最高の1.5%のインフレを体験、中間所得層のそれは1.4%、高額所得層は0.5%、全国平均は1.2%だった。高額所得層が最も低いインフレを体験したのは、主に自動車の値下がりに伴うもの。所得層による差が最も大きかったのは、やはり運輸/通信費で、同カテゴリーのインフレ率は低所得層では1.5%、中間所得層は1.1%、高額所得層は-1.4%だった。また住宅費のインフレ率も所得層により大きな差が見られ、低所得層は0.8%、中間所得層は0.5%、高額所得層は0.2%となっている。(ST,BT,L:8/14)
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