1996-08-14 ArtNo.7195
◆<星>第2四半期の製造業投資S$25億
【シンガポール】シンガポールの今年第2四半期の製造業投資約定額は25億Sドルで、内75%が外資で占められた。これにより上半期の投資約定額は38億Sドルに達し、通年では目標とする75%Sドルのレベルに達する見通しだ。
第2四半期の最大投資国は米国で、8億800万Sドル、主要投資領域は電子、工業化学、石油精製に及ぶ。2位は日本の6億6200万Sドルで、消費用電子、半導体、石油化学が中心。欧州の投資約束は3億5900万Sドルで、英国とオランダが全体の83%を占め、石油化学工業と石油精製業の設備拡張が主体となっている。地元投資家の投資約定額は6億4100万Sドル、ウエハー、食品、印刷出版の生産拡充投資が中心となっている。
第2四半期にはサービス業の投資約定額も流動資産投資が3億7200万Sドル、固定資産投資が4億8000万Sドルをマークした。流動資産投資の3分の2が外資で、欧州からの投資が最大。また大部分が営業本部及び通信/データ・サービスに関係している。固定資産投資に関しては63%が地元資本で占められ、主に倉庫自動化設備、通信サービスに関係している。(ST,BT,LZ:8/13)
|
|