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1995-03-02 ArtNo.718
◆＜馬＞テレコム、放送事業進出で数社と協議
【クアラルンプル】テレコム・マレーシアBhd(TMB)はニュー・ビジネスへの参入を目指し目下数社と戦略的提携交渉を進めている。
ＴＭＢのモハド・ラシュダン・ババ会長が火曜(2/28)の年次報告会の席上明らかにしたところによれば、交渉相手の1社は衛星通信事業会社のビナリアンSdn Bhdで、ＴＮＢは最近ビナリアン社及び外国企業1社と関係覚書を結んだ。ビナリアン社とは専ら放送事業領域における提携問題が協議されているが、その他の領域、例えば既存の通信サービスの強化問題も今後協議の課題になり得る。同社は今年通信施設の拡充に35億Ｍドルを投じる計画だ。 ＴＭＢの昨年12月末締め年度グループ営業額は前年比14.3％増の44億9170万Ｍドル、税引き前利益は同9.8％増の16億8000万Ｍドル、純益は同14.6％増の13億9000万Ｍドルで、1株益は前年の61セントから70.3セントにアップした。電話料収入が総営業額の90.5％を占め、内60％が営業用電話料収入となっている。同社は向こう数年も営業額の15％前後の成長を見込んでいる。(NS,NST,BT:3/1)
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