SEAnews 1996-08-13 ArtNo.7179

【シンガポール】サンテク・インベストメント(SI)とショー・ブラザーは5000万Ｓドルを投じてサンテク・シティーに25万平方フィートのフード・レジャー・スポット“サンテク・オン・スリー”を設ける。
サンテク・オン・スリーは、70ストールのフード・モール(来年3/4月ｵｰﾌﾟﾝ予定)、スウィミング・プール／温泉／テニス・コート／ジム等の施設を備えたシティー・クラブ(来年6月ｵｰﾌﾟﾝ予定)、12万平方フィートのエンターテーメント・コンプレックス(来年9月ｵｰﾌﾟﾝ予定)から成り、サンテク・シティーの4つのオフィス・ビルの3階部に位置する。
フード・モールのテナント募集は今月末に開始され、再開発が予定されるニュートン・ホーカー・センターのテナントやサンテク・シティー地階のファウンテン・フード・テラスへの入居が認められなかった者がターゲットとされる。シティー・クラブはＳＩもしくはショー・ブラザーが独自で経営するか、専門のクラブ・オペレーターに委ねられ、サンテク・シティー内で就業する管理職らがターゲットとされる。またエンターテーメント・コンプレックスのシネプレックスはショー・ブラーザーが経営し、残りのスペースはハイテク・エンターテーメント施設の国際的なオペレーターにリースされる。ＳＩのリッキー・シム重役(副GM)によると、ラッフルズ・シティーとマリーナ・センター内の3つの開発プロジェクト(ﾏﾘｰﾅ･ｽｸｴｱｰ/ｻﾝﾃｸ･ｼﾃｨｰ/ﾐﾚﾆｱ･ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ)だけでも十分な顧客ベースが確保でき、加えて国際会議出席者や旅行者の来訪も期待できる。この内サンテク・シティーの5つのオフィス・タワーの就業者だけで3万人にのぼると言う。(ST:8/12)