1996-08-10 ArtNo.7159
◆<馬>国営製鉄会社救済計画、年末までに完成
【クアラルンプル】財政破綻した国営鉄鋼会社プルワジャ・トレンガヌSdn Bhdを救済するための長期金融パッケージは今年末までに完成する見通しだ。
クリフォード・ハーバート大蔵次官が7日語ったところによれば、政府(19%)、マジュ・ホールディングズSdn Bhd(51%)、ライオン・グループ(30%)から成る救済チームは目下救済計画の詳細を協議している。救済計画の詳細は未だ明らかにすることはできないが、それには政府に対する負債の処理の他、莫大な債務を抱えたプルワジャを如何にファイナンスするかが含まれる。ハーバート次官は詳細に触れることを避けたが、政府はプルワジャの民営化計画が6カ月以内に実行に移されるよう指示しており、株主協定は同期間内に調印される必要がある。
消息筋は、「目下プルワジャはマジュと政府により共同管理されており、ライオン・グループは有る種の条件が満たされぬため経営に参加することを避けている。同社の豊富な経験は必要とされており、いずれは経営チームに加わるものと見られる」としている。(NST,MBT,STAR,ST:8/8)
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