1995-03-02 ArtNo.715
◆<星>移動体電話免許、結局5チームが入札
【シンガポール】シンガポール初の民間移動体電話入札には当初名乗りを上げた8チーム中、結局5チームが入札、これらのチームは、営業スタート後3年間の予想売上の6~28%のライセンス料支払いを提案している。
最高はイントラコチームの28%で、以下CSAチームの21%、 ワイワイ・チームの10~15%、シンガポール・テクノロジーズ・チームの6~15%、シンガポール・プレス・ホールディングスとケッペル連合の6~12%と続く。移動電話網の市場規模は年間3億Sドルと見積もられ、仮に落札者が3分の1のシェアを獲得すれば、シンガポール電信局(TAS)は最大で8400万Sドルのライセンス料収入を得ることになる。しかしTASは入札価格だけで落札者を決める訳ではないとしている。一方、ページング免許3件の入札は、最高がRADACの31%、次いでワイワイの30%、エリプスの25%などとなっている。ページャーの市場規模は年間1億5000万Sドルと見積もられ、新たに参入する3社を含む同業4社が均分すれば1社3800万Sドルの売上になる。TASは97年4月までに営業が開始できるよう今年半ばをめどにライセンスを発行するとしている。(ST,BT,LZ:3/1)
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