1996-08-08 ArtNo.7134
◆<星>アズテック、生産合理化/新領域開拓で挽回目指す
【シンガポール】地場マルチメディア企業のアズテク・システムズは研究開発(R&D)活動の拡大、新マルチメディア製品の投入、生産ベースの合理化、他のテクノロジー企業への投資などを通じて成長の弾みを回復する方針だ。
マイケル・マン社長が6日の同社10周年夕食会で語ったところによると、R&D活動を最重点課題としており、目下製品開発のためR&Dパートナーを物色している。また、オーディオ・チップ、データ通信、テレビ会議等の領域の新製品を今年後半に市場に投入する。
アズテクは米マルチメディア企業リビール・コンピュータ・プロダクツ・インクへの投資1500万Sドルの全額抹消やCD-ROMドライブの値下がりから、96年6月期中間決算で3250万Sドルの初の損失を報告した。(ST,BT:8/7)
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