SEAnews 1996-08-07 ArtNo.7120

【シンガポール】ヤオハンはプラザ・シンガプラが全面改装のため来年5月に閉鎖されるのにともないマリーナ・スクウェアに移転するもようだ。
ヤオハンはコメントを控えているが、業界筋によるとヤオハンはＫマートが撤退するマリーナ・スクウェアの10万平方フィートのスペースに出店する計画といわれ、プラザ・シンガプラ内に店を置く家電販売チェーンのベスト・コネクションもこれに同調するものとみられる。プラザ・シンガプラ・オーナーのＤＢＳランド・スポークスマンによると、ヤオハンは改装工事の完了後同ショッピング・センターに再出店する意向を表明しているという。
ちなみにＫマートは1994年5月、百貨店経営のメトロと合弁でマリーナ・スクウェアに出店、次いで両社はラッキー・プラザとセンチュリー・スクウェア(ﾀﾝﾋﾟﾆｽ)にもＫマートをオープンした。しかし当地Ｋマートが1996年3月期決算で1260万Ｓドルの損失を報告したのに伴い、両社は6月、合弁を解消し、当地Ｋマート全店を閉鎖すると発表した。メトロはＫマート撤退後のセンチュリー・スクウェアのスペースに出店する予定だ。(ST:8/6)