1996-08-07 ArtNo.7117
◆<星>インド政府、SIA/タタの航空合弁を近く認可
【ボンベイ】シンガポール航空(SIA)とインドのコングロマリット、タタ・グループのインド国内線航空合弁事業が2カ月以内にもインド政府により認可される見通しだ。
エコノミック・タイムズが5日、インド投資促進局(IPB)筋の言を引用して報じたところによれば、タタ・グループが60%のシェアを占める以上、合弁会社は基本的にインド企業と認められ、同プロジェクトを承認することに特に問題はない。新たな民間航空政策の成立後、同プロジェクトは政府の承認を得られる見通しと言う。同合弁プロジェクトの払込資本は1800クロー(S$7.6億)で、仮に認可されれば、資本金僅か100クローの国営企業、エア・インディアとインディアン・エアラインズの陰が薄くなる。そのためか過去2年にわたり、プロジェクトの認可が見合わされていた。(ST,BT:8/6)
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