1996-08-06 ArtNo.7103
◆<星>オフィス賃貸料、世界7位に浮上
【シンガポール】世界の主要62都市のオフィス賃貸料番付で、シンガポールは半年前の10位から北京と同順位の7位に浮上した。
リチャード・エリスの調査報告によれば、シンガポールの平米当たりの年間オフィス賃貸料は半年前の平均875米ドルから先月の910米ドルに4%アップした。アジアの都市中シンガポールを上回ったのはボンベイ(US$1802)、東京(US$1322)、香港(US$1284)、ニューデリー(US$942)で、この内ボンベイ、東京、香港は世界のトップ3にランクされている。4位はモスクワ(US$1047)、5位はロンドン西郊外で、ニューデリーが6位だった。今年1月以来62都市中19都市の賃貸料が上昇、13都市が下降、残る30都市は横這いだった。アジアでは18都市中8都市の賃貸料が下降した。香港の市況は底打ちしたものの、依然として賃貸料の下降を見ている。ASEAN都市ではマニラ32位(US$431)、クアラルンプル47位、バンコク53位、ジャカルタ54位となっている。(ST,BT,LZ:8/5)
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