1996-08-05 ArtNo.7101
◆<比>1200MW発電所にマレーシアIPP5社が共同入札
【シンガポール】マレーシアの独立電力供給業者(IPP)5社(YTLパワー・ジェネレーション/スガリ・エナジ・ベンチャーズ/ゲンティン・サンイエン/ポート・ディクソン・パワー/パワーテック)が合弁会社を組織してフィリピンの1200MW(メガワット)発電プロジェクトへの入札を計画している。
クアラルンプル証取(KLSE)上場を目指すパワーテック社のリム・ユージン重役(MD)が2日、当地で催された株式公開説明会の席上語ったところによれば、これら5社は毎月会議を開き入札の準備を進めていると言う。パワーテックは初のインフラ銘柄として8月29日にKLSEに上場される予定で、4313万1000株を、1株3.90Mドルで公募、また1629万3000株を1株最低6.15Mドルで機関投資家を対象に入札に掛ける。リム氏はその後MDのポストを退き、自身の事業に専心すると言う。(BT:8/3)
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