1996-08-05 ArtNo.7091
◆<馬>DRB-Hicom、専門会社設け軍用車の製造販売拡大
【クアラルンプル】DRB-Hicomグループは新会社DRBディフェンス・テクノロジーズSdn Bhd(DRB-DTSB)を設立し、軍用車の製造/販売活動を一層積極化する。
ディバーシファイド・リソーシズBhd(DRB)のバスカラン・ピライ重役(ED)が2日同社工場を視察したオーストリアのフランツ・フラニッキ首相一行を案内後、記者団に語ったところによると、完全出資のDRB-DTSBは来月初めに完全操業し、当初はマレーシア軍や近隣諸国向けに2トンと3トンの軍用車を販売する。DRBは今年5月16日に、初の国産貨物輸送トラックHicom FSS G 4×4を60台国軍に納入、同月31日に更に60台を追加納入した。目下Pinzagauer 6x6全地形車60台が火器やモーターの輸送車として審査を受けており、この種の2トン車を国軍に納入できる見通しだ。
一方、オーストリア政府スポークスマンによると、マレーシア政府はSME突撃用ライフル3万9000丁をオーストラリア企業Styer-Daimler Puchに発注した。これらのライフルは地元企業によりラワンで組み立てられた後、1999年までに国軍に納入される。同社は1991-95年の間にマレーシア軍にライフル6万5000丁を納入した実績を有する。(NST,LZ:8/3)
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