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1996-08-05 ArtNo.7089
◆<星>デルハム、NZ企業持ち株を日系企業に売却
【シンガポール】マレーシア/シンガポール両地のホンリョン・グループに率いられるコンソーシアム“Delham Investments Pte Ltd”は、4カ月前に手に入れたばかりのニュージーランド拠点のコングロマリット“Brierley Investments Ltd(BIL)”の20%の権益をマレーシアの日系上場企業マレックス・インダストリーズBhdに売却した。
デルハムにはマレーシア・ホンリョン・グループに率いられるキャマリン・グループが74%、スンバワン・ベンチャーズが8%、ホンリョン・ネーデルランズ・アンティルズ(ホンリョン・マレーシア所有企業)が8%、HLセンチュラ(シンガポール・ホンリョン所有企業)が10%出資している。またキャマリンにはマレーシア・ホンリョン傘下のファースト・キャピタル・コーポレーションが40%、サリム・グループとハウ・パー・グループが各20%出資している。キャマリン、スンバワン、ハウパー、ファースト・キャピタルが2日発表した個別の声明では、売却価格は明らかにされていないが、BILの最近の取引価格1株1.436NZドルを基準にすれば、7億6800万NZドル(S$7.42億)となり、4カ月前の買収価格7億3350万NZドルを3500万NZドル上回る。デルハムのBIL権益買収はオーストラリア食品市場進出を目指す長期的な投資と見られていただけに、今回の発表は驚きをもって迎えられており、売却の理由として、オーストラリア食品/飲料市場開拓の困難、短期間に3500万NZドルのキャピタル・ゲインを得られる魅力、オーストラリアの食品/飲料グループ、グッドマン・フィルダー権益買収のための資金調達等の諸点が指摘されている。またマレーシアの建材/セメント会社マレックス(親会社ノザワ)が如何にして買収資金を調達するのか、またデルハムが実現できなかった投資目的をマレックスには達成ができるのか、と言った疑問も指摘されている。(ST,BT:8/3)
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