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1996-08-03　ArtNo.7083

【バンコク】ＮＴＳスチール・グループは、今年100万トンに達すると見られる棒鋼の過剰供給に対処するため3施策を講じる。
ＮＴＳのサワスディ・ホルンルアン会長が1日明らかにしたところによれば、同社はこの日から1カ月にわたり月産各5万トンの2工場の操業を1カ月停止する。これにより流通過程に滞留した最大10万トンの在庫をカットできる。第2の方策はチョンブリ省ボウィン工業団地における工場の第2期工事を完成させること。新工場の製造能力は第1期工事の完成時が年間50万トン、第2期工事の完成後は120万トンに拡大する。これにより同社の製造コストが大幅に縮小される。第3の方策は工業省に反ダンピング法の早期立案を働きかけることと言う。(BD:8/2)

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