1996-08-03 ArtNo.7072
◆<星>STIC、上海に世界最大の養豚場計画
【シンガポール】シンガポール・テクノロジーズ・インダストリアル・コーポレーション(STIC)の食品子会社シンガポール・フード・インダストリーズ(SFI)は1日、1億5000万米ドルを投じて上海に世界最大規模の養豚・食肉加工施設を設けると発表した。
同社はシンガポールのタンチャイホアット・ホールディングス(TCHH)との合弁会社STダーヤン・フーズ(出資率51:49/初期払込資本S$1000万)を通じて、長江河口の崇明島(上海)当局と90:10の出資比率で新会社を設立、養豚場の経営に当たる。シンガポール側はプンゴルで培った集約養豚経営のノウハウを崇明養豚場に導入する。同養豚場は最初の2~3年は育種に力を入れるが、10年内に飼料製造から大量飼育、屠殺場/食肉加工施設の経営へと段階的に業務を拡大、最終的に年間170万頭の生産を目指す。冷凍肉や加工製品はシンガポールなどにも輸出する計画だ。(ST,BT,LZ:8/2)
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