1996-08-02 ArtNo.7071
◆<泰>IEAT、外国投資家にワンスットップ・サービス提供
【バンコク】タイ工業団地局(IEAT)のプラパイワン・ムティチャロエン理事(投資促進担当)は水曜(7/31)催された米国商業会議所の午餐会の席上、IEATは外国投資家に各種の煩雑な認可手続きやレッド・テープから解放されたワンストップ・サービスを提供していると強調した。
それによると、IEATは6万1658ライの土地、1500工場を擁し、既に7000億バーツの投資を誘致している。またリチャード・エリス幹部によれば、タイ投資を考える者には3つの選択が可能で、その1つはIEAT以外のものにより開発された工業パーク。ここでは投資家は民間デベロッパーの質に依存する他なく、政府の保証はない。もう1つはグリーン・フィールドで、土地仲介業者を通じた長期にわたる手続きを必要とし、認可獲得やユティリティーの保証もない。ムティチャロエン理事は、それに引き替えIEATはタイに製造/輸出拠点を設けることを望む投資家に様々な魅力的な優遇条件を提供しており、投資家はたとえ投資局(BOI)の認可を得る以前でも用地を確保できると指摘した。一方、リチャード・エリス幹部は、土地価格の高騰、工場認可数の制限がバンコクの魅力を減じる2大要因と成っているが、東部海岸地区がこうした中で主要な投資地として浮上している。Map Ta Phut近郊の土地価格は1ライ390万バーツ、それ以外の地区では1ライ200万バーツでも手に入いる。工業区の56%は東部に集中、これに対して中央平野は20%、北部は16%となっていると言う。(BD:8/1)
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