1996-08-01 ArtNo.7048
◆<馬>テレコム、PCNサービスにM$5億投資
【ランカウィ】テレコム・マレーシアBhd(TMB)は最近6億4000万Mドルで買収したPCN(パーソナル・コミュニケーション・ネットワーク)オペレーター、Emartelのサービス改善と拡張に向こう3年間に5億Mドルを追加投資する。
TMBのモハメド・サイド・モハメド・アリ重役(CEO)が火曜(7/30)、第2回ランカウィ国際会議に出席後語ったところによれば、投資計画にはサバ/サラワク両州へのPCNサービスの拡張が含まれる。TMBはアナログ移動電話サービスAtur450を経営、また移動電話会社モンビコムSdn Bhdに30%出資している。EmartelサービスはTMBの既存サービスと統合されるが、合併はされない。
テレコム産業の平等な市場形成に関して、モハメド重役は「固定式電話の経営は決して国際ゲートウェイ・サービスのように好収益を期待できないため、全てのプレーヤーの社会役割のバランスも考えねばならない」とTMBのこれまでの立場を確認した。
TMBは先週ガーナ政府と、同国のテレコム事業民営化に参加する可能性について協議したが、同社は既存事業の民営化への参画とともに、第2オペレーターとしてガーナのテレコム市場に参加することにも関心を抱いていると言う。(NST,MBT,STAR,BT:7/31)
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