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1996-08-01 ArtNo.7047
◆＜馬＞マルチメディア・アジア９６開幕
【クアラルンプル】マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)はマルチ・メディア製品やサービスを提供する企業が域内市場及び国際市場に進出するための跳躍台を務めることができる。
マハティール首相は、今日(8/1)プトラ・ワールド・トレード・センターで開幕するマルチメディア・スパー・コリドー(MSC)展示／会議“マルチメディア・アジア96”のためのメッセージの中で、「マルチメデイア／情報技術(IT)産業のためのハブを国内に設けるなら、マレーシアはグローバルな情報経済の中でより有効な役割を演じることができる」と指摘している。マハティール首相自らが会長を務める全国情報技術委員会(NITC)により主催される同展示会議にはマハティール首相、アンワル副首相、レオ・モギー エネルギー郵政通信相や、首相アドバイザーで、ＮＳＣの提案者とも言われる大前研一氏が出席する他、マイクロソフトのビル・ゲイツ会長もビデオ・コンファランスに参加する。
ＮＩＴＣの常務理事長を務めるマレーシア・マイクロエレクトロニクス・システム研究所(MIMOS)のモハド・アズマン・シャリフディン所長によれば、ＭＳＣは世界的なマルチメディア企業を誘致し、マルチメディア・バリュー・チェーンの構築を目指しているが、マイクロソフトが東南アジア地域本部を設けることを約束したことから、他の多くの補助的なＩＴサービス会社が続々ＭＳＣに進出するものと見られる。また今日の世界的な電子業況の低迷はＭＳＣプロジェクトには影響を及ぼさない。これはＭＳＣが支援インフラの建設よりも、内容を重視しているためと言う。(MBT,ST,BT:7/31)
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