NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1996-07-31 ArtNo.7038
◆<泰>仏国営電力会社、国境を越えた電力資源開発協力に注目
【バンコク】フランス国営のエレクトリシテ・ド・フランス(EDF)は、タイと隣国との間に釀しつつある新たな協力関係の下、インドシナやミャンマーにおけるエネルギー資源開発の潜在性が高まったと見ている。
EDFが29日発表したレポートによれば、こうした協力関係はタイと近隣諸国の間で結ばれた水力発電関連BOOT契約に反映されている。ラオスは2万MWの水力発電資源を有するが、人口僅か400万人の同国自体にはさしたるメリットがない。しかし5800万人の人口を有し、経済ブームのタイは電力を必要としており、この結果93年6月4日に2000年以降にタイが1500MWの電力をラオスから輸入する契約が結ばれた。同契約の下、これまでにNam Theun II、Nam Theun Hin Boun、Houay Ho、Hongsaプロジェクトが相次いで誕生、その合計発電能力は1540MWに達している。資源に乏しいカンボジアも8000MWの水力発電資源の活用面で、ラオスの例を見習うことができる。カンボジア/タイ両国政府は既に95年11月17日に、Stung Nam Riverに3つのダムを建設し、合計415MWの発電所を設けることに対する共通の関心を確認する共同声明を発表している。これらの諸国はタイとの間で地域IPP(独立電力供給業者)を組織することができ、この種のIPPはタイには電力を、近隣諸国には外貨を供給できる。こうしたクロス・ボーダー・プロジェクトは、昨年4月にタイ、カンボジア、ラオス、ベトナムの間で結ばれたメコン川委員会を再建し、メコン流域の開発を促進する協力協定のベースにもなっており、同協定はまたIPP水力発電事業の対象地域を中国、ミャンマーにまで拡大したと言う。(BD:7/30)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.