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1996-07-30　ArtNo.7024

【バンコク】タイの石油化学産業は規模でも輸出面でも2000年まで域内におけるリーダーシップを維持できる見通しだ。
タイ投資局(BOI)のスタポーン・ガウィタノン局長によると、タイのオレフィン、芳香族製品の製造能力は、シンガポール、マレーシア、インドネシアを除けば、他の域内諸国を凌駕しており、今世紀末にはこれらの諸国の2倍以上に拡大される。昨年の石油化学製品輸出は前年比60％増加、ＡＳＥＡＮ域内輸出についてはポリエチレンが8900トンから13万2900トンに、ポリプロピレンが3万6100トンから8万7700トンに、ポリ塩化ビニールが1万1200トンから6万6400トンに、ポリスチレンが1300トンから1万3900トンに、クライロニトリル・ブタジエン・スチレンが7100トンから1万3900トンに、それぞれ拡大した。エチレン、プロピレン、ベンゼン、パラキシレンの主要4品目の域内需要は2000年までに更に急増する見通しだ。(BD:7/29)

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