1996-07-30 ArtNo.7014
◆<星>WPI、CD-ROM市場のシェア拡大目指す
【シンガポール】WBLコープ傘下のウェンズ・パリファラルズ・インターナショナル(WPI)は今後一連のCDレコーダー製品を発表、CD-ROMドライブ市場におけるシェア拡大を図る。
先ず来月、地場CD-ROMドライブ・メーカーの先頭を切ってSCSI仕様のCDレコーダー“CDR-432”を市場に投入する。アダプテックSCSIカード、ウィン・オンCDプレマスターリング・ソフトウェア、ゴールドCDメディアをバンドルした新製品の価格は700米ドル。WPIのGene Sheu社長(兼CEO)によると、レコーダブルCDと同ドライブは向こう12カ月にわたりブームを呼ぶ見通しで、同社は先頭を切って同ブームに乗ることができる。CDR-432のユーザーはCD-ROM、XA、CD-1、CDオーディオ等のフォマットの独自のCDタイトルを制作できる。SCSIインターフェース・カードが搭載されたCDR-432はまたMS-DOS、ウィンドウズ3.1x、ウィンドウズ95等のOS(オペレーティング・システム)に対応している。WPIは2000年までに世界のCD-ROMドライブ市場の5%のシェア獲得を目指すと言う。(BT:7/29)
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