1996-07-29 ArtNo.7004
◆<馬>プサカ・アスタナ、初の大型トラック製造
【プタリン・ジャヤ】プサカ・アスタナ(M)Sdn Bhdはプルリス州経済開発公社(SEDC)と51:49の出資率で設立したAMDACオートモーティブSdn Bhdを通じ当初250万Mドルを投じて、プルリス州パダン・ブサールで国内初の大型トラックの製造に乗り出す。
プサカのモハド・ラフィ・サイン重役(CEO)が26日に催された関係合弁契約調印式後に語ったところによると、ルーマニア拠点のローマンS.A.とルーマニア/米国合弁のAmedacから技術供与を受け、来年半ばからAMDACの独自商標で16~60トン(GVW)のトラックを当初年間少なくとも300台製造する。AMDACトラックはAMDACトゥマラとAMDACプルカサの2タイプから成り、前者は4x2/4x4輪駆動、後者は6x2/6x4/6x6輪駆動。当初の地元部品使用率は33%、価格は19万~29万Mドルで、製品の20%はタイ南部やASEAN域内市場に輸出され、初年度に4500万~5500万Mドルの売上達成が目指される。工場は向こう5年間に3段階に分けて建設され、2000万Mドルが追加投資される。同工場ではエンジンや車軸を含む部品も製造される。払込資本500万Mドルのプサカは1992年にローマンS.A.とルーマニアにおけるトラックの下請け製造に関んする戦略提携を結んだ。一方Amedacはキャタピラ社の相手先商標製造業者(OEM)も務めている。プサカはまたトラックのレンタル・ビジネスも計画している。(NST,MBT,STAR:7/27)
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