1996-07-29 ArtNo.7002
◆<星>国民所得、1999年には米国抜き世界第7位に
【シンガポール】シンガポールの国民1人当たりの所得は1999年には今日の15位から第7位に浮上すると言う。
SPHリサーチ・アンド・インフォメーション・デパートメントが96年世界競争力報告書の上位15位の国の今年の国民所得とそれぞれの国の過去5年間の平均経済成長率等を基に99年の所得水準を比較したところ、シンガポーリアンの1人当たり国民所得は現在の2万4500米ドルから3万432米ドルにアップ、米国(US$2.8424万)、フランス(US$2.7799万)を追い越し、ドイツ(US$3.1426万)に次いで7位にランクされる見通しだ。シンガポールの同期間の経済成長率は5.57%とされているが、同数値は政府の6-8%の長期成長見通しを下回る控え目なもので、人口増加率は2%に設定されている。ちなみに日本の国民所得は4万2505米ドルで、スイス(US$4.1425万)と交替し2位に昇進、ルクセンブルグが5万7682米ドルでトップの座を維持すると言う。(ST:7/28)
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