1996-07-27 ArtNo.6993
◆<印尼・馬>共同で5000MW火力発電計画
【ジャカルタ/KL】インドネシアとマレーシアは対等出資でスマトラ島ジャンビに当初1200MW(メガワット)、最終的に5000MWの石炭火力発電所を建設する計画だ。
インドネシアのスジャナ鉱業エネルギー相は25日、スハルト大統領との会談後記者会見し、以上の消息を確認した。それによると同事業には両国の公共/民間両部門が参加、ジャンビとジョホールを結ぶ170キロの送電線が敷設され、マレーシアに電力が供給される。マレーシアの電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)の幹部によると、同プロジェクトは1978年以来両国間で協議されてきた。TNBもインドネシア関係当局との定例会議の場で話し合いを持った。しかし依然として初歩的段階に有り、TNBはまだ同プロジェクトへの出資を決めていない。また投資規模も未定と言う。(MBT,BT,LZ:7/26)
|
|