1996-07-26 ArtNo.6973
◆<馬>マレーシア航空、海外公募・海外上場も
【クアラルンプル】マレーシア航空(MAS)は海外公募により資金を調達するとともに、海外証取に上場することを計画している。
MASのタジュディン・ラムリ会長によると、同社の7億株の株主資本は、極めてタイトで、増資を必要としている。増資の規模、ミックス、時機については依然検討が進められている。株主からは株主割当が求められているが、段階を追って進める必要がある。増資は海外上場を容易にし、職員の持ち株を拡大することも可能にする。既に欧州、極東、米国等の海外証取と協議を進めているが、米国預託証券をニューヨーク証取に上場させる考えはないと言う。
MASは今年1月、向こう5年間にボーイング社からジェット25機を40億Mドルで購入するとともに、別に5機を追加購入するオプション契約を結んだと発表しており、増資は同社の拡張計画も容易にするものと見られる。(NST,ST,BT,LZ:7/25)
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