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1996-07-25 ArtNo.6962
◆＜泰＞自動車大手、ＨＭＣのポリプロピレン事業に関心
【バンコク】タイにおける自動車大手はＨＭＣポリマーズと米国モンテルのポリプロピレン製造合弁事業から原料の供給を受けることに関心を示している。
ＨＭＣポリマーズのピチット・ニチワシン重役(MD)が23日語ったところによれば、フォード・モーターとジェネラル・モーター(GM)は来週ＨＭＣと同問題を協議する。これら両社は米国において既にモンテルから同原料の供給を受けている。もし合意が得られれば、新合弁会社はプラスチック・チップの形で供給、自動車会社はこれをプラシチック部品に加工することになる。この他ホンダもポリプロピレンの仕入れに関心を表明している。ポリプロピレン製造合弁計画はまだ最終的結論に達していないが、初歩的プランでは、ラヨン省Map Ta Thut工業区に年産1万トンの工場が設けられる。この種のプロジェクトは多額の投資を必要とするが、タイの国内市場は小さく、このため製造規模も比較的小さくなっている。しかしながら投資収益は依然魅力的で、ＨＭＣの既存製品ラインの拡張計画の一環と見なされていると言う。(BD:7/24)
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