1996-07-25 ArtNo.6954
◆<星>明年1月よりホテル等の電話料サーチャージ徴収を禁止
【シンガポール】シンガポール電信局(TAS)は23日、ホテルやサービス・アパート等による客室電話料サーチャージの徴収を来年1月1日より禁止すると発表した。
これに伴いホテルやサービス・アパートの経営者は顧客が国際直通ダイヤル通話を行った際、1回につき30セント、マレーシアへの長距離電話を行った際は1回につき10セントのみを、電話据えつけ料として徴収できるだけとなる。一方、シンガポール・テレコムは新制度の下、ホテルやサービス・アパートの経営者にも電話使用量に応じた1~10%の割引を提供する。これによりシンガポールは世界で最も通信料金の低い商業/国際会議/観光センターとなると言う。TASは1994年12月にホテル等の電話料サーチャージを段階的に廃止する方針を発表、昨年5月から過渡的なサーチャージ規制措置を導入していた。(ST,BT,LZ:7/24)
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