1996-07-25 ArtNo.6953
◆<星>新全国科学技術開発マスタープラン立案
【シンガポール】政府は目下新たな全国科学技術マスタープランを立案しており、同プランは今年末までに発表される。
ヨー・チュートン通産相が23日催されたインターナショナル・パブリック・アフェアー・センター(IPAC)の午餐会の席上語ったところによれば、シンガポールが継続して発展するためには、研究開発(R&D)や創作活動を強化せねばならない。このため政府は今年も民間部門との共同R&D活動に12億Sドルを投じる。世界的に競争が過熱する中で政府と民間部門の協力は益々重要となっており、政府はまた競争力を強化するために必要なインフラの開発に引き続き投資を行って行くと言う。
ブリュッセルを拠点とし、スイスに本部を置くIPACには欧州、中東、極東の多国籍企業約140社のトップが加盟しており、目下シンガポールで第60回の密室会議を行っている。この日の午餐会は経済開発局(EDB)により主催されたが、ヨー通産相は、「東アジアは世界で最も急成長を遂げる地域で、また最も魅力有る投資地点でもある」とし、シンガポールはこうした投資地と投資家の仲介の労を取ると語った。(ST,BT,LZ:7/24)
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