SEAnews 1996-07-25 ArtNo.6950

【北京】シンガポール／中国両国政府の支援を得た蘇州タウンシップの初の商業開発入札の説明会が23日北京で催された。
タウンシップの開発を進めるチャイナ・シンガポール・スーチョー・インダストリアル・パーク・デベロプメント(CSSIPD)スポークスマンによると、今回入札に掛けられる4区画はシンガポールのオーチャード・ロードになぞらえられるタウンシップ内の商業センターに位置し、各区画の面積は6995～8527平米、オフィス・ビル、小売／娯楽施設、ホテル、サービス・アパート等が開発できる。4区画中の2区画には16階まで、残りの2区画には30階までのビルが建設でき、落札者は36カ月以内に工事を完成せねばならない。初の公開入札のため、落札者には借地権50年等の優待が認められる。
商業センター全体の商業スペースは270万平米で、蘇州タウンシップだけでなく、人口570万人の蘇州市の商業／金融センターとなる。入札審査は主に価格を基準とするが、開発プランや設計も重要な材料とされる。入札募集活動はシンガポール、香港、中国の3地で行われ、締切は8月28日。結果は10月中に発表される。(LZ:7/24)