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1996-07-24 ArtNo.6942
◆<馬>MCRIA、アセア・ブラウンと初の工業用ロボット製造
【イポー】ザ・マレーシア・センター・フォー・ロボティクス・アンド・インダストリアル・オートメーション(MCRIA)はスウェーデン企業アセア・ブラウン・ボベリ(ABB)と合弁で、ペラ州にロボット製造工場を設ける。
去る5月に発足したMCRIAのロスリザル・マト・アリ所長が22日にアンワル副首相兼蔵相の主宰で催されたトゥロノのMCRIAオフィス開所式で語ったところによると、MCRIA-ABB合弁工場は1998年までに初の国産工業用ロボットを製造する。製品は中小企業をターゲットに国内市場に供給されるとともに輸出される。ABBのロボット及びロボティクス・ソフトウェアーはその多様性と信頼性の高さで定評がある。
一方、MCRIAリソーシズSdn Bhdはプロトン・シティーやペラ州の他のハイテク産業を補完する狙いからタンジュン・マリムの160haの土地にロボシティーを開発する計画を立案している。ロボシティーはASEAN及びアジア太平洋地域の企業、産業、政府機関の需要に応じる総合的なハイテク・パークとなる。ロボシティー建設の目的はマレーシアを域内の主要なハイテク製造基地とするところにあり、MCRIAリソーシズはロボシティーの指導的な企業となる。 MCRIAはまたロボティクスや先端的自動化技術を含む技術集約産業の開発を目指すナショナル・アジェンダを立案している。MCRIAの使命は中小企業を対象にロボティクスや自動化技術の訓練を提供し、研究開発(R&D)を促進することにある。
アンワル副首相はこの日ユニバーシティ・サインス・マレーシアのブランチ・キャンパスに設けられたMCRIAに連邦政府が400万Mドルの補助金を提供することを明らかにした。またペラ州政府も別に200万Mドルを補助すると言う。(NST,MBT,STAR:7/23)
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