SEAnews 1996-07-23 ArtNo.6930

【シンガポール】英国拠点の世界第2のケーブル製造会社ＢＩＣＣケーブルはフィリピンにおける1700万米ドルのケーブル工場建設に着手するとともに、インドネシアにおける総額7000万米ドルの2つのケーブル工場の建設も計画、来年中には3工場全てを完成させる計画だ。
フィイピンにおける4200平米の工場はカテゴリー5データ・コミュニケーション・ケーブルをアジア市場に輸出する。インドネシア工場は送電ケーブルと通信ケーブルをインドネシア国内市場向け及びアジア市場向けに提供する。フィリピン工場の起工式が先週水曜催され、シンガポール拠点のＢＩＣＣケーブルズ・アジア・パシフィックの新部門BICC Brand-Rexが設立された。ブランドレックスは89年にＢＩＣＣケーブルに買収された米国企業で後者のデータ・コミュニケーション・ケーブリング・システム、欧／米／オーストラリアにおけるデータ・ケーブル製造業務を担当している。新会社はそのアジア業務を引き受けることになる。(BT:7/22)