1996-07-20 ArtNo.6892
◆<星>スンバワン社、造船所敷地の宅地指定の期待外れる
【シンガポール】これまで証券業界や投資家の注目を集めてきたスンバワン・コーポレーションの造船所敷地をシンガポール最大の民間住宅地として再開発すると言う構想は、都市再開発局(URA)が18日に発表した開発ガイド・プラン(DGP)には反映されなかった。
DGPは880万平方フィートの造船所敷地を依然として工業区に指定した。とは言えDGPの指定は決して最終的なものではなく、依然として開発用途の変更を申請できる。スンバワン・コープの幹部もこの日、同社は住宅地としての潜在性を最大限に開発することを望んでいるが、先ずURAと協議する必要があると語った。不動産業界の消息筋は、DGPの指定は決して最終的なものではないが、その変更は最近の地下鉄東北線の建設計画等、特定のケースにおいて認められるとしている。URAスポークスマンは、この点について「DGPは5年ごとに見直しが加えられ、開発業者は同期間以前に変更を申請できる。この種の申請はそれ自身のメリットに基づいて裁定が下される」と語った。(BT:7/19)
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