1996-07-17 ArtNo.6851
◆<馬>MRCB、貿易事業をプロフィット・センターに
【クアラルンプル】マレーシアン・リソーシズ・コープBhd(MRCB)は単なる持ち株会社としての役割を演じるだけでなく、それ自身のプロフィット・センターを設ける計画だ。
MRCBのカリド・アハマド会長が15日の特別総会後語ったところによると、同社は先ずトレーディングをプロフィット・センターの1つとする方針で、来年末までに同事業に着手する。MRCBは目下印刷、放送、発電、不動産開発、建設、エンジニアリング、製造事業に関係しているが、この種のプロフィット・センターは子会社や系列会社からの間接的な収入以外に、直接収入をもたらす。またMRCBの事業国際化の推進力の役割も担う。この日の総会では移動電話サービスEmartelを経営するMRCBテレコミュニケーションSdn Bhdのテレコム・マレーシアBhd(TMB)への売却が承認された。カリド会長は、MRCBが手掛ける不動産開発のテレコム・インフラの構築をTMBに発注する可能性を示唆した。同氏はまたMRCBがマラヤ鉄道(KTM)の民営化プロジェクトに関心を抱いている事実を確認した。(MBT,STAR,LZ:7/16)
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