1996-07-12 ArtNo.6788
◆<星>IPC、ドイツ企業Hagenukとタイアップ
【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場のIPCコープは10日、ドイツ企業Hagenuk Telecom GmbHとデータ・コミュニケーション製品を共同開発することで合意したと発表した。
同社の発表によれば、これらの製品にはPC(パソコン)およびノートブックPC用ワイアレス及びGSMセルラ製品が含まれ、1997年第1四半期の出荷が予定されている。IPCのパトリック・ギャム会長によると、今回の提携はコンピューター及びコミュニケーション技術を結合した製品を、同社の商品リストに加えることを目指したもの。これに伴いIPCはHagenuk Telecom GmbHの14%のシェアを1750万マルク(S$1615万)で買収、別に29.04%のHagenuk Telecom GmbH権益を後者のマンフレッド・シュミット最高経営者(CEO)から買い足す。IPCは自社新株3320万株を、1株1Sドルでシュミット氏に対して発行、支払に当てる。ただし後半の取引はHagenuk Telecom GmbHが有る種の生産目標を達成し、且つシンガポール証取(SES)の認可を得られた場合に実行される。IPCとHagenukはまた対等出資で当初払込資本10万SドルのHagenuk Pte Ltdを設立、アジアとオーストラリアでHagenukの製品を販売する。IPCは先月域内におけるHagenuk製品の流通代理権を獲得したと発表していた。(ST,BT,LZ:7/11)
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