1996-07-10 ArtNo.6767
◆<印尼>大統領子息のナショナル・カー計画、弟が先行
【ジャカルタ】スハルト大統領の末子フトモ・マンダラ・プトラ氏と韓国のキア・モーターの合弁に成るPTティモル・プトラ・ナシオナル(TPN)は、計画遅延の噂を跳ね返し、予定を数カ月早めて8日、インドネシア市場にデビューした。
ティモルは当初韓国で4万5000台が製造されるが、TPNは東ジャワに総コスト5000万米ドルの組立工場を設けるとともに、西ジャワ省チカンペックに2億6000万米ドルのエンジン工場も建設中だ。一方、兄のバンバン・トリハトモジョ氏と韓国ヒュンダイの合弁会社チトラ・モビル・ナシオナルは7月23日、ビマンタラ・チャクラ及びビマンタラ・ヌガラを市場に投入する計画だ。弟のティモル・カーはナショナル・カー・ステータスの下、贅沢品税と輸入税を免除されたが、バンバン氏も同様のステータスを申請、政府の回答を待っていると言う。(ST,BT,LZ:7/9)
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