SEAnews 1996-07-10 ArtNo.6757

【シンガポール】米英日独商工会議所等の参加を得、シンガポール産業連盟(SCI)理事会が8日、発足した。
ＳＣＩのロバート・チュア第1代会長が、ＳＣＩ理事会の就任式の席上語ったところによれば、同理事会にはこの他、政府系企業の代表も参加しており、今後製造業界6団体の代表にも参加が求められる。またＳＣＩは会員企業のリージョナル化を促すため、以下の3施策を実行する。1）マニュファクチュアリング・インベストメント・ホールディングズLtd(MIHL)の設立。2）中小企業の海外事業支援。3）ＳＣＩ海外事務所及び地域ビジネス育成センターの設立。この内2500万Ｓドルを元手に発足するＭＩＨＬは、今年末にも中国青島市における青島シンガポール・インダストリアル・ハイテク・パークの開発に着手する。
創立60年の歴史を有するシンガポール製造業者協会(SMA)が改組・発足したＳＣＩは傘下に38の理事会メンバーを有する頂上組織になると言う。(BT,LZ:7/9)