1996-07-09 ArtNo.6750
◆<馬>MGIP、鋼管の合弁製造/水事業/上場計画
【クアラルンプル】マレーシア・ガルバナイズド・アイアン・パイプSdn Bhd(MGIP)はニュージーランド企業との5000万Mドル相当の新たな鋼管製造合弁事業やスラゴール州水道事業民営化への参画、クアラルンプル証取(KLSE)への上場を計画している。
MGIPのマイケル・タイ重役(CEO)によると、ジャラン・ムルに設けられる新工場には同社が51%、ニュージーランド企業が残りを出資、直系25~200mmの鋼管が製造される。工場は今年末までに建設される。この他同社は地元企業と合弁でやはりジャラン・ムルに来年半の稼働を目処にPVC表面処理鋼管の製造工場を設ける。またスラゴール州水道民営化事業を進めるプンチャク・ニアガ(M)Sdn Bhdへの150~600mmのセメント表面処理鋼管の納入交渉を進めており、同契約が獲得できれば、全国の他の水道民営化事業への納入を目指す計画だ。スン・セン・グループ・オブ・カンパニーズにより1969年に設立されたMGIPは水道事業/建設/家具製造等に使用される25~600mmの各種鋼管の他、セメント/金属・木製品/オーディオ機器の製造、建設、不動産開発、天然ゴム/油椰子農園の経営、保険、運送業を手掛け、95年12月末締め年度売上は3500万Mドルを記録、96年度には4500万Mドルの達成を目指している。同社は目下KLSEへの上場を準備していると言う。(NST:7/8)
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