1996-07-08 ArtNo.6740
◆<越>タマセク/ニチメン、ホーチミン市の商業開発に出資?
【シンガポール】シンガポール政府投資会社タマセク・ホールディングズとニチメンはシンガポールの上場企業ラムチャン子会社のホーチミン市内における商業複合開発に出資する見通しだ。
ラムチャンの域内不動産/レジャー産業開発会社LCデベロプメントが5日明らかにしたところによると、同社はタマセクとニチメンに完全子会社LCDベトナムへの出資を要請した。タマセクはその子会社スルタル・インベストメンツを通じて20%、ニチメンは子会社のIrova Pte Ltdを通じて30%出資する見通しだ。LCDベトナムの払込資本は取引が合意に達した時点で100万Sドルに引き上げられ、またこれらパートナーは別途LCDベトナムに2040万Sドルを融資する。LCDベトナムはベトナム農業食品産業省傘下のベトナム・セラカルチャー・コーポレーションと65:35の出資率でホーチミン市の一等地ディストリクト1,No12マック・ディン・チ・ストリートに12階建てのサービス・アパートと商業スペースから成るシティービュー・アパートメント・アンド・コマーシャル・センターを開発している。同施設は9月には営業を開始する予定だ。(BT:7/6)
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