【クアラルンプル】台湾系Taian(M)Electric Sdn Bhdは来年からファクシミリやノートブックPC(パソコン)用プリンターの製造を手掛ける計画だ。
台北拠点のTaian Electric Co Ltd及びTeco Information Co LtdのセオドアM.H.フアン会長がTecma Information System Sdn Bhd新工場の開所式及びTaian Technology Sdn Bhdの公式オープニングの席上語ったところによれば、新製品はTecma Information SystemとTaian Technologyを通じて生産される。両工場の生産活動は徐々にコンピューターとテレコミュニケーション関連機器の製造に移行、製品の80%は米国に輸出、残りは国内市場に向けられる。シャーアラムに2000万Mドルを投じて建設したTecma Information Systemの新工場では主にCRTモニター、電話機、ファクシミリ、ノートブックPC用プリンター等の完成品の製造が手掛けられる。昨年11月に払込資本1100万Mドルで設立されたTaian Technologyは表面実装技術を用いたプリント基板の製造を手掛け、向こう6カ月間に500万Mドルの売上を見込んでいる。
タイアンは1987年に地元と40:60の出資率で先ずTaina Jaya Sdn Bhdを設立、当初は国内市場向けスイッチの製造を手掛けた。そして1991年にTaian(M)Electric Sdn Bhdを設立したと言う。(STAR:7/6)