1996-07-08 ArtNo.6733
◆<馬>M$60億J州ウォーターフロント・シティー起工
【ジョホール・バル】クアラルンプル証取(KLSE)上場のパイルコン・エンジニアリングが52%出資するジョホール・コースタル・デベロプメントSdn Bhd(JCD)が60億Mドルを投じてジョホール・バルに開発するジョホール・バル・ウォーターフロント・シティー(JBWC)の起工式が5日マハティール首相の主宰で催された。
ジョホール水道に沿って設けられた47haの水上プラットフォームに17年をかけて開発される同シティーには26ロット合計900万平方フィートの商業スペース、15ロット15万6000ユニットの住宅、レクレーション施設等が設けられる。パイルコンのホン・リーピー会長によると、これまでのところ3つの商業用ロットの開発が決まっており、その1つ、先月売出しが行われた商業/小売コンプレックスの“ロット・ワン”は、パイルコンとジョホール州政府系企業の合弁会社トランスベイ・ベンチャーズにより開発され、既に70%が約1億6000万Mドルで売却されている。この他30万平方フィートのリース契約もなされ、同社は別に2ロットの開発を準備している。マレーシアのアジアスター社はその買収したロットに15万平方フィートのオフィス・スペースを有する金融センターを開発する計画だ。ロット・ワンの11ユニットを購入したシンガポールのTorieグループは別に2ロット(各6万8890平方フィート)を購入し、独自開発することを検討していると言う。(ST,BT:7/6)
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