1995-02-27 ArtNo.673
◆<馬>M$30億KLセントラル・ステーション、年末に着工
【クアラルンプル】クアラルンプル市内のブリックフィールド操車場(31ha)に20億~30億Mドルを投じてセントラル・ステーションを建設しようと言う計画は今年末には着工できる見通しだ。
マレーシアン・リソーシズ・コーポレーションBhd(MRCB)のアブ・バカル副会長が24日に催された年次総会後語ったところによると、同社は目下マラヤ鉄道(KTM)とコンサルタンシー・スタディーに検討を加えており、新たなマスタープランを立案後クアラルンプル市当局に提出する。同社はまた政府と特許企業との間で結ばれた契約内容にも検討を加え、政府と民営化条件の細部を詰める計画だ。これらの作業は年末までには完了する。工事は段階的に進められ、鉄道駅は3年、全工事は8~10年で完成する。同駅はKTM/スパン新空港への快速列車/軽便鉄道の連絡駅と成る他、バス/タクシーのインターチェンジも設けられる。また駅ビルにはオフィス/ホテル/ショッピング・モール等の施設が備えられる。 一方、来年半ばには電力事業やテレコミュニケーション事業の収入も見込まれ、MRCBの収益基盤は大幅に拡大すると言う。(NST,NS,SJ,LZ:2/25)
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