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1996-07-08 ArtNo.6728
◆<星>来年第1四半期までに生産能力倍増:マクスター
【シンガポール】マクスター・パリファラルズ(S)Pte Ltdは5日、生産削減の噂を否定するとともに、目下進められている1億米ドルの投資計画が完了する来年第1四半期には生産能力は倍増するとの声明を発表した。
ジム・ステガー社長(アジア業務担当)がこの日記者会見し語ったところによると、最近の人員整理は過去6カ月来の生産性向上努力の結果で、解雇された800人の大部分は契約労働者である。これまでの1日24時間/2シフト/4チーム/週7日操業制は3シフト/週5.5日制に転換され、土曜/日曜は必要に応じて操業する。これにより人員削減後も以前と同じ生産水準が維持できる。同社はシンガポールから撤退する考えはなく、今後も長期にわたりシンガポールにとどまる方針である。1億米ドルの投資約束の内4200万米ドルは既に実行されており、残りの5800万米ドルも来年第1四半期までに投資される。これによりこれまでの約半数の労働力でこれまでと同じ生産水準が維持できるようになる。同社の努力の重点はコスト抑制により、収益力を維持することにあると言う。
しかし外国証券アナリストは「シンガポールから撤退することはないにしろ、過剰生産能力が解雇の主要な原因だった可能性は有る」と述べ、他のアナリストも「シンガポールから撤退しないにしろ、将来一層の投資が行われるかは疑問」、「労働のコストと供給がディスク・ドライブ業界の今後の投資動向を決定する重要要因になる」等と指摘した。(ST,BT,LZ
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