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1996-07-06 ArtNo.6720
◆＜馬＞テレコム（Ｍ）にＭＳＣインフラ建設一任／ＩＳＰ免許も
【クアラルンプル】テレコム・マレーシアBhd(TMB)はマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)のバックボーン・インフラストラクチャーを構築し経営する権利を認められるとともに、マレーシアにおける第2のインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)に指名された。
レオ・モギー エネルギー通信郵政相が4日明らかにしたところによれば、ＭＳＣ幹線インフラは基礎的通信回線、光ファイバー・ケーブル、デジタル・ワイアレス・テクノロジー、デジタル交換機、デジタル国際ゲートウェイ等から成り、政府は莫大な投資が必要とされるこの種のインフラ・プロジェクトの重複を避ける狙いからＴＭＢに同インフラの構築を一任する方針を決めた。しかし付加価値サービスについては、自由競争に委ねられる。ＴＭＢのモハメド・サイド重役(CEO)によると、同インフラのコストは35億Ｍドルにのぼり、その利益も莫大な額にのぼる見通しだ。また同インフラの上に構築されるネットワークに関しては、ＴＭＢが開発した“Ｃｏｉｎｓ(ｺｰﾎﾟﾚｰﾄ･ｲﾝﾌｫﾒｰｼｮﾝ･ｽｰﾊﾟｰﾊｲｳｪｲ)”により、ペナンからジョーホール・バルまで毎秒2.5ギガビットのデータ送信が可能で、この他にも多くのアプリケーションが準備されていると言う。(NST,MBT,STAR:7/5)
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