1996-07-05 ArtNo.6706
◆<馬>バクン・ダム開発コストの60%を株主資金で捻出
【クアラルンプル】バクン・ハイドロ・エレクトリック・コーポレーションBhd(BHECB)は136億Mドルのバクン・ダム開発コストの60%を株主資金で賄い、残りは借り入れる。
バクン・ダムの開発を手掛けるEkran Bhdのティン・ペクキイン会長は3日催された電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)との電力供給契約調印式後、以上の方針を明らかにした。BHECBにはEkranとサラワク州政府が合計51%、TNBが25%、被雇用者積立基金(EPF)が10%、サラワク電力公社が9%、マレーシア・マイニング・コーポレーションBhdが5%出資することになっており、これ以前にティン氏が語ったところでは公募後は一般投資家が25%のシェアを占めることになる。ティン氏によると、1、2週間以内に証券委員会に公募申請を提出すると言う。
この日の調印式に立ち会ったレオ・モギー エネルギー郵政通信相によると、電力供給契約の調印は政府の決定に基づくもので、高裁における環境法違反判決とは無関係と言う。(NST,STAR,ST,BT,LZ:7/4)
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