1995-02-27 ArtNo.669
◆<星>郵便速達サービス市場を開放
【シンガポール】シンガポール電信局(TAS)は24日、郵便速達サービス市場を即日開放すると発表した。
誰でも国内および国際郵便速達サービスのライセンスを申請でき、クーリエ・サービス業者は手紙も配達できるようになった。(これまでは小包と手紙以外の印刷物の配達を認められていた。)しかし現在クーリエ・サービスを提供しているものは4月1日以前にTASのライセンスを改めて取得せねばならない。ライセンスは毎年更新され、年間ライセンス料は国内サービスが600Sドル、国際サービスが1200Sドル。同サービスを手掛けるものは以下の3点を遵守せねばならない。1)1件当たりの送料は国内の場合1Sドルもしくはシンガポール郵便局により徴収される国内郵便料金の3倍のいずれか高い方を下回ることはできない。また国際料金はシンガポール郵便局により徴収される国際郵便料金の3倍を下回ることはできない。2)シンガポール郵便局との特別の契約を有する場合を除き、シンガポール郵便局のシステムを利用することはできない。3)遅配、誤配、遺失、損傷等が生じた場合、TASは利用者に送料を全額返還すべきか否かを決定を下す。(ST,BT,LZ:2/25)
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