1996-07-04 ArtNo.6689
◆<馬>パワーテック、初のインフラ企業としてKLSEに上場
【クアラルンプル】独立電力供給業者(IPP)パワーテックBhdはIPP5社の先頭を切り初のインフラストラクチャー企業としてクアラルンプル証取(KLSE)に上場する。
アラブ・マレーシアン・マーチャント・バンクBhdが2日発表したところによれば、証券委員会は6月26日付けで、パワーテックが額面1Mドルの2億3000万株をKLSE一部に上場することを認めた。同上場計画は総理府経済計画局(EPU)及び大蔵省の認可も得ている。同計画の下、パワーテックは先ず3300万Mドルの留保利益を資本に転換、特別配当株3300万株を発行する。また株主割当2260万株を発行し、5940万株を公開する。5940万株の内、4310万株は1株3.90Mドルで公募され、残りの1630万株は機関投資家を対象に私募にかけられる。パワーテックはマラッカ州南部に440MW(メガワット)の発電所を建設/経営する21年間のライセンスを有し、営業初年度の1995年12月締め決算では、4750万Mドルの税引後利益を計上した。主要株主にはCergas Unggul Sdn Bhd、アラブ・マレーシアン・デベロプメントBhd、ヤヤサン・ムラカ、Imatran Voima Malaysia BV、モクザニ・アブドゥル・ラヒム氏、リム・ユージン氏が名を連ねている。(STAR,ST,BT:7/3)
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