SEAnews 1996-07-04 ArtNo.6685

【シンガポール】英国の不動産開発会社Ｒｅｇａｌｉａｎはこのほど香港とシンガポールに相次いでオフィスをオープン、アジア投資家に英国不動産の直接販促を開始した。
リーガリアンのデービッド・ゴールドストーン会長によると、過去2年来同社が手掛ける不動産プロジェクトのバイヤーの半数以上が香港／シンガポールの投資家で占められるようになったことからオフィスの開設を決めた。スタッフ2人が勤務する新オフィスの最初のプロジェクトはロンドンのオックスフォード・ストリート付近に開発される64ユニットのアパート“ザ・フェニックス”で、内32ユニットがシンガポーリアン投資家のために留保されている。先週香港事務所の開所に伴い売り出された残りの32ユニットは既に売約済みとなっている。415平方フィートのスタジオ・アパートが14万5000ポンド(S$32万)、4ベッドルーム／3050平方フィートのペントハウスが165万ポンド、2ベッド・ルームは22万2000～38万5000ポンドで、賃貸した場合の投資収益率は7～10％と言う。(BT:7/3)