1996-07-04 ArtNo.6682
◆<星>海事産業協会、更に多くの生産性向上プログラム推進
【シンガポール】シンガポール海事産業協会(ASMI)は地元造船業界と共同で更に多くの海事技術プログラム(MTP)を推進、業界の生産性向上を促進する計画だ。
JMEA(ジャパニーズ・マリン・イクイップメント・アソシエーション)訪星団が2日主催したセミナーで、ASMIのウォン・ペンキン会長が語ったところによると、1994年4月に業界/公共部門共同の研究開発(R&D)スキームとして860万Sドルの資金を元手に3年計画でスタートしたMTPは、これまでにコンピュータ・アプリケーションや自動化などの分野で地元造船会社の生産性向上を支援してきた。MTP運営委員会は、造船業界の一層の生産性向上を促す新たなMTPプロジェクトを模索していると言う。経済開発局(EDB)のチョウ・タットコン工業部長は席上、シンガポールにおける船舶機器の合弁生産などを検討するようASMIとJMEAに提案、ジュロン・シップヤードの人事部長(GM)も務めるウォンASMI会長は、同提案を前向きに検討する意向を表明した。(ST,LZ:7/3)
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