1996-07-04 ArtNo.6681
◆<星>港湾局初の海外事業、大連コンテナ・ターミナルが稼働
【大連】国土の枠を乗り越え国際的なプレーヤーを目指すシンガポール港湾局(PSA)の初の海外ベンチャー、大連コンテナ・ターミナルCo(DCT)が2日、公式にオープンした。
PSAの子会社シンガポール大連ポート・インベストメントと大連港湾局(PDA)の49:51の合弁に成るDCTの総投資額は40億元(S$7.2億)にのぼり、マー・ボータン運輸通信相は、同プロジェクトは中星関係に新たなページを開くものであると形容した。
大連市から50キロのダーヤオ湾に3つのコンテナ・バースと埠頭クレーン5台を装備したDCTは、今月1日から操業を開始、別に2つのコンテナ・バースも目下建設されている。PDAは大連市のコンテナ取り扱いをダーヤオ湾1カ所に集中させる計画で、DCTの操業にともない、他の2カ所のコンテナ取扱施設を閉鎖した。PSAによると、大連当局はダーヤオ湾をシンガポールのタンジョンパガル/ケッペル並みのコンテナ・コンプレックスに発展させる計画だが、同湾には更に30~40のバースの建設も可能と言う。(ST,BT,LZ:7/3)
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